叔母から譲り受けた大島を自分で着られるようになればいいなと思い、着付けを始めました。
自分で着ることから人に着せ付けることに進んで行くと、違ったおもしろ味が湧きます。
娘に着せたり、友達に着せたり、また自分が得た着物の知識を、それを必要とする人に伝えることで、
喜んでもらえることが本当にうれしいです。
日本文化の象徴である、着物をもっと身近な存在にしたい、と常日頃から思っていました。
二十代の頃に一度、着付けを習った事がありましたが、道具を使った面倒さや、窮屈さから身に付かず断念してしまいました。
子育てもひと段落して、自分の時間が持てる様になり、もう一度、着付けを習い始めました。
私も普段は、パンツやジーパンと言ったカジュアルな装いですが、足袋を履き、長襦袢、着物、帯と装うにつれ、
背筋もピンと張って気持ちまでも引き締まってきます。
これからも、着付けを通して、日本文化の奥深さや着物についての知識を学びたいと思っています。